Wine

IWA５

フランス・シャンパーニュに生まれたリシャール・ジョフロワは、ドン ペリニヨンの5代目醸造最高責任者として28年もの間リード。日本と日本酒に惚れ込んでいた彼は2021年10月、満を持して富山で酒蔵を設立。

「IWA（岩）」と社名「白岩」は、立山町白岩から名付けられました。https://iwa-sake.jp/ja/

それまでの日本酒にはない、シャンパーニュ同様のアッサンブラージュの手法を取り入れ、原料は「山田錦」「雄町」、そして富山の酒米である「五百万石」と、５種類の酵母を使用。

 「アッサンブラージュ2」2020年醸造(度数15％)と「アッサンブラージュ3」2021年醸造(15％)の２種類を仕入れました。設計家・隈研吾氏がリシャールに紹介した、「満寿泉」の桝田酒造で造られた原酒。ブレンドの種類、割合、熟成年数が異なるため、酸の深み、香りにも違いが表れ、それぞれ楽しめます。

昨年2022年、隈氏の設計によるオシャレな白岩独自の酒蔵が完成。以来、自前の酒蔵、杜氏さん、近くの仕込み水で、造っております（アッサンブラージュ４）。

ドンペリニヨンでリシャールが培った様々な技法により、その味わいは日本酒の概念をくつがえしたとも言えますが、日本料理だけでなく、イタリア料理とのマリアージュにも驚かされます。